西北拉麺 〜牛骨薬膳拉麺&牛肉蓋飯〜

蘭州(らんしゅう)からの厦門(あもい)からの水天宮

テレビで特集されていたところを見て自分でも食べたくなり、水天宮にある「西北拉麺」(しーぺーらーめん)に行ってきました。

甘粛(かんしゅく)省蘭州市は中国の北西部に位置しイスラム系住民が多いため、豚を使わない牛肉を使った拉麺:蘭州拉麺が確立されました。そんな蘭州拉麺を「西北拉麺」という看板で営業していた中国の福建省厦門市の人気拉麺店を仕事の都合上訪れていた日本人オーナーが、その美味しさから何年も説得して日本への出店を認めてもらったという蘭州拉麺のお店です。

汁ありの牛骨薬膳拉麺と汁なしの牛肉拌麺が基本の料理のようですが、今回は汁ありの牛骨薬膳拉麺を注文(880円)しました。混んでいなかったせいか、注文して2-3分程度でできあがりました。

味に関しては、癖のある味というよりはあっさりとしたやさしい味のする食べやすい拉麺でした。麺は柔らかく、もっちりとした食感です。小ネギやパクチーが麺とともに口に入ることで味にアクセントが出るとともに清涼感があります。おそらく、拉麺単品だと味に物足りない印象を受けると思います。

卓上を見ると、食べる辣油、香酢、ニンニクと調味料が並んでおり、その他100円追加して追加注文する特製辣油のようなものもありましたので、これは、ずばり自分で味を仕上げる拉麺の部類だと思いました。

ということで、最初は拉麺そのものの味を楽しんでから、調味料を加えながら味を変えて食べているとあっという間に拉麺がなくなってしまいました。調味料なしでやさしい味を楽しむも良しで自分好みの味に仕上げるも良しだと思います。自分の一番の味に仕上げるためには何回か訪れる必要がありそうです。

一点だけ、マイナスポイントとしては小ネギやパクチーが細かく刻んでいるため、麺やスープを吸い込んだ時に喉にひっかかってむせてしまいました。食べる時はあまりせっつかずに上品に食べた方がいいかもしれません。

ちなみに半チャーハンではないですが牛肉蓋飯(ぎゅうにくがいはん):400円も注文しました。こちらは生卵ごとかき混ぜて、特に調味料を加えずにこってりとした味を楽しみました。拉麺を大盛りで頼んでしまったせいか若くない自分にはお腹一杯でした。

こういうお店が職場か自宅の近くにあると気が向いたときに食べにこれるので最高でしょうね。店舗は水天宮駅を出てすぐのところで、東京シティ・エアターミナルからも近いです。時間に余裕があれば、東京駅-日本橋一帯を循環する無料バス「メトロリンク日本橋Eライン」の利用もオススメです。

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