こなみ珈琲:Kumul dark × Italian Roast

不死鳥 × 深煎り

別に記事を書いていますが、水天宮に拉麺を食べに行きました。ついでに周辺の珈琲豆屋を調べたところ「こなみ珈琲」という店内で焙煎もされている珈琲豆屋がありましたので行ってきました。

最近はだいたい、2種類100g ずつ購入して 1-2 週間楽しんでいるのですが、こちらでも2種類購入しました。

本日取り扱うのはKumul dark, Italian Roast(一番の深煎り)です。アイキャッチ画像左側の珈琲豆ですが、右に比べて照りが違うのは豆の違いではなく煎りの差だと思います。

パプアニューギニアの標高1800-1900mのマウント・ウィルヘルムを産地とするブルボン、ティピカ、アルーシャ品種です。kumulは現地ビジン語で極楽鳥を意味します。

味に関して言うと、極細挽きに近い挽き方で、わたしの個人的な評価は苦味7/10点、酸味1/10点です。思ったより苦味が伸びない一方で、ぼんやりとした少しだけ深みのような酸味を感じました。逆に言うのであれば極細挽きに近い挽き方でもえぐみで飲めないことにならないあたりよくまとまっているといえます。もっと酸味が抑えられたすかすかした味を想像していたのですが、思ったより酸味が残っているという感想でした。理想の苦苦珈琲に向けて、もう少しクリアで強い苦味と強いコクがあっても良いと思いました。苦い味の中にも酸味というべきか、まとまったえぐみというのか中途半端な味も感じました。一番の深煎りが最も美味しく苦い珈琲になるわけではないということがよくわかりました。

お店のお薦めの焙煎度合いがシティ〜フレンチローストなので、薦めに従ってシティ〜フレンチローストの方が酸味が広がってコクを味わえるかもしれません。焙煎を抑えることでフルーティーな酸味が楽しめるはずです。

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