目黒 目黒グリーン珈琲焙煎所 イエメン モカマタリ NO9 

味わいのある酸味

まだ夏の暑い日に目黒で珈琲豆屋を見つけました。目黒駅からだと徒歩15分くらいはかかるのですが二階がカフェスペースになっている小さな店舗です。

 店内の苦めの珈琲の中から、今まで飲んだことのないイエメンの珈琲豆、モカマタリNO9を選びました。100g980円税抜でした。この豆は独特の風味とコクが特徴ということでしたが、酸味がしっかりあるため深煎りで飲んでも酸味が味わいとして残ります。
 いつもの極細挽きに近い挽き方で、わたしの個人的な評価は苦味3/10点、酸味3/10点です。ケニアやインドネシアのマンデリン(但馬屋を除く)に近いTasteに感じました。

 なおカフェモカ(諸説あり)あるいはモカコーヒーのモカはイエメンにあったモカ港から来ており、昔から取引されるモカコーヒーと呼ばれていたイエメンやエチオピアの珈琲豆が日本にも広く流通していたことを物語っています。特にモカ・マタリの産地はバニー・マタル地方となるのですがgoogle mapで探してもなかなか見つかりません。元がアラビア語なのでさっぱりです。調べたところによるとサナアとフダイダを結ぶ道の途中のサナアとマナハの間の高山地帯がバニー・マタル地方ということです。

なお、こちらの珈琲豆屋は短時間で焙煎できる機械があるようで5分ほどで深煎りの豆が出来上がりました。煎り方も奥が深いと思いますので、機会があれば勉強したいです。

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